えがおリレーvo.14 山口 廣大さん(山口鉄筋)

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たかはるで日々暮らしをいとなむ人々。

その人生やありのままの姿をリレー形式で伝えていきます。

今回は第14回目、山口廣大さんです。

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高原町内で唯一、鉄筋を扱う仕事を請けている「山口鉄筋」の山口廣大さん。

高原町で生まれ育ち、東京で料理人の経験を得た後に、実家の家業である仕事を受け継ぎました。

鉄筋の仕事とは、いわゆる建物を支える頑丈な骨組みをつくること。人間でいうと骨の部分で、外からは見えませんが、なくてはならない大事な基礎の部分を造るお仕事です。

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山口さんのお父様が趣味で造られたという模型。このような感じで骨組みを造っていくのが主な仕事。

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パソコンで図面を製作する作業。鉄の部品を工場で生産し、現場で組み立てていきます。

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機械を使い部品を切る作業中。大きな機械音が響く中、慎重に作業を進めます。

“何もなくつまらない”そう感じて一度は出た地元でしたが、外へ出たことで見えてくる景色もあります。今では実家の家業を継いで、家族を養う一家の大黒柱。育ち盛りのお子さん二人を連れて休日にキャンプ等を楽しむようになってから、地元の良さが分かってきたと話します。

そして現在は高原町商工会青年部部長も務め、町内のごみ拾いやイベント運営にも勤しむ日々。今年は毎年恒例の夏まつりが2度延期され、開催自体が危ぶまれましたが、まさに3度目の正直である12月に無事開催されました。コロナ禍による影響で出店・飲食禁止でしたが、子ども達へのクリスマスプレゼントや盛大な花火が企画された素晴らしいお祭りとなりました。

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壇上で挨拶をする山口さん。お祭りを無事開催できた嬉しさがこみ上げます。

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中学生までの子ども達全員、一人一人にお菓子のプレゼントが配られました。

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盛大な花火が打ち上げられ、冬の寒空を美しく彩りました。

以下、まつり高原を終えて山口さんから頂いたコメントです。

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今回の「まつり高原」にご来場頂いた町内の方々、誠にありがとうございました。

また、「まつり高原」関係者の方々にも心より感謝申し上げます。

 

いろんな方から「よかったよ!」「キレイだった!」「花火デケェ!」とのお声を頂いて、辛い事もありましたが本当にやりきってよかったなと思います。

 

私自身もたくさんの方にご迷惑をかけ、たくさんの方にご支援、ご協力を頂き伝説の「第53回まつり高原」になったんではないかと自負しております。

来年も楽しみにして頂けたらと思います。

皆さん本当にありがとうございました。

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高原町民限定で行われた「まつり高原」。私自身も子ども達を連れて出向いたのですが、冬の寒空の下、広いグラウンドの芝生の上に座り、静粛な雰囲気で見上げた花火は特別に美しいものでした。

真夏にうちわ片手に夜空を仰ぐ花火が恒例ではありますが、また一味違った新鮮な雰囲気で楽しむことができた真冬の花火。きっと皆さんの心にも、良い思い出として刻まれたことでしょうね。

次回のえがおリレーは…山口さんのお子さんをご紹介いただきました。なんだか面白い展開になりそうな予感でワクワクです。どうぞお楽しみに!